伝統的な手縫い技法や、コバ磨き。全て手作業で仕上げていきます。

Rimの工房には、機械がありません。全て 『手仕事』で、一点ずつ仕上げていきます。
その工程の中でも特徴的なのが「手縫い」技法。時間はとてもかかるのですが、一つ一つ縫い合わされて、少しずつ立体になっていく瞬間が、何とも良い感じなのです。


◆手裁ち
全て手で、革包丁を使って裁断していきます。革を広げ、色むらや傷などが無いか確認し、型紙をひいて一つずつ裁断していきます。意外と時間のかかる工程でもあります。


◆手縫い
ヨーロッパの伝統的な技法で、馬具職人によって受け継がれてきました。
まず菱目打ちで縫い目の穴をあけ、麻糸に蜜蝋をひき、麻糸の両端に二本の針を通し、一針ずつ交差させて縫い上げていきます。一本の縫い目にいくつもの工程があり、一目一目が味わいあるものに仕上っていきます。


◆コバ磨き
革を裁断した後の革断面(コバ)の処理をいいます。
やすりで整え、エッジ(角)を落とし、ロウ(又は専用液)を塗り、ヘラで磨く。この作業を繰り返し、手触りが良くなれば革と同色の染料を塗ります。普通は気にならない所かも知れませんが、革工芸をしている人には、気になる部分なのです。手間のかかる作業ですが、この工程により強度が増し、見た目も美しく仕上がります。

一つ手を抜くと、仕上がりに必ずひびいてきます。気持ちを込めるとイイモノが生まれてきます。時間をかけて丁寧に。永く、お付き合い頂ければ嬉しいです。

Rim 工具
Rim 製作工程
Rim 染料






色の組合せを選べる、自分だけの一点もの。

Rim ブックカバー

オーダーの際は、表革の色、裏地革の色、麻糸の色を選んで頂き、ご希望の方には無料でお名前もお入れします。

表革(牛革)は14色より、裏地用革(ピッグスエード)は6色より、縫い糸(麻糸)は9色より選んで頂けます。牛革のほとんどの色を、Rimオリジナルで染めて頂いているので、他にはない色に出会えると思います。

色の組合せが沢山あるので皆さま時間をかけて悩まれますが、そんなひと時を楽しんで頂ければ、と思います。「そんな色の組合せもあるのか」と逆にお客様から教わる事もあります。

「自分の色」 探し、どうぞ楽しんで頂けます様に。






一対一だから、できること。

人それぞれ、好みやスタイルは異なります。

Rimでは持つ人が使い易いように、持ち手の長さの変更や内ポケットの追加など、相談もお受けします。(※フルオーダーは現在お受けしてません。)

色々なお話をしたり、色を悩まれたり、皆様ゆっくり寛いでいかれます。
大量生産では難しい、一対一の関係から生まれるものを大切にしていきたいと思っています。

床が傾いた古くて小さな工房ですが、楽しいひと時をお過ごし頂ければ嬉しいです。

Rim image






築100年近くの、町家の工房

Rim 格子窓

Rimの工房は、大正時代に建てられた築約90年の長屋の一軒にあります。
一歩路地に入ると、静かで別世界のような空気感に包まれています。

細い路地を挟んで北側が二階建て、南側が一階建てになっており、狭い路地ですが採光が良く、きちんと考えられて設計されたんだなと感心します。

ほとんどの家が長年空家でしたが、2004年春に募集があり「お見合い」という形で約60件の応募の中から6件の入居者が決まりました。そして皆で改装し、04年夏入居、現在に至ります。メンバーも少しずつ増え、ますます活気付いてきてます。

格子窓、土壁、土間、火袋、お地蔵さん・・・昔からのイイモノがここには残っています。
床が歪んでいたり寒かったり、不便はたくさんありますが、それを忘れるくらいとても趣があり、オモシロイ所です。


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